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和歌山県における新型コロナウイルス感染症発生について
2 月 13 日和歌山県より、済生会有田病院で新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表されました。当院では、感染は確認されておりません。
現時点では
感染が疑われる患者は、37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状があり、
・発症前 14 日以内に湖北省または浙江省に渡航あるいは居住していた人、
・発症前 14 日以内に湖北省または浙江省に渡航あるいは居住していた人と濃厚接触歴がある方をいいます
これらの条件に当てはまる方は、直接当院を受診するのではなく、まず和歌山市保健所に連絡して、その指示を受けてください。
現時点では、新型コロナウイルスの検査は、上記の条件にあった方しかできません。
感染経路は、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
(1)飛沫感染:感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
(2)接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付きます。他者がその物を触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。
まずは、石けんやアルコール消毒液などによる手洗いを行ってください。
咳などの症状がある方は、咳やくしゃみを手でおさえると、その手で触ったドア ノブなど周囲のものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他者に病気を うつす可能性がありますので、咳エチケットを行ってください。特に電車や職場、学校など人が集まるところで行うことが重要です。
また、持病がある方などは、上記に加えて、公共交通機関や人混みの多い場所を避けるなど、より一層注意してください。
当院では、医師、看護師、薬剤師、検査技師等から構成される、感染対策チームが活発に活動しており、和歌山市保健所と緊密に連携をとり、十分な感染対策を行っています。
和歌山市保健所 健康危機管理班 直通073-488-5109