当科は主に当院消化器内科と連携し、経カテーテル治療(肝動脈塞栓療法など)による肝腫瘍の集学的治療を行っています。
肝腫瘍に対する治療方法として手術療法、超音波診断装置を利用して病変部に針を刺して治療する方法(PEIT,RFAなど)および当科で行っている経カテーテル治療(肝動脈塞栓療法など)があります。
冠動脈塞栓療法とは肝腫瘍を養っている冠動脈の枝に選択的にカテーテルを挿入し主にゼラチンを主成分とした塞栓物質を注入する治療法です。多くの場合抗腫瘍剤を併用します。
以上の経カテーテル的治療の他に最新式のMRIなどによる総合画像診断も行っています。
当科では、紹介医からの御依頼で施行させていただいたCTなどの各種画像を常勤の放射線専門医が読影し、迅速に検査結果を報告させていただいています。
など、上記の一例以外にも診療しております。
*画像説明等詳細についてはこちらをご覧ください。
昭和57年 和歌山県立医科大学卒業
放射線科専門医
消化器病専門医
日本医師会認定産業医
日本医学放射線学会研修指導者
診療放射線技師 | 8名 |
放射線科クラーク | 1名 |
年度 | 肝癌に対する 血管造影例 | その他の 血管造影例 |
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平成25年度 | 33例 | 14例 |
平成26年度 | 45例 | 8例 |
平成27年度 | 48例 | 0例 |
平成28年度 | 54例 | 2例 |
平成29年度 | 36例 | 3例 |
平成30年度 | 42例 | 2例 |
平成31年度 | 17例 | 2例 |
令和2年度 | 23例 | 0例 |
令和3年度 | 15例 | 0例 |
令和4年度 | 21例 | 0例 |