済生会和歌山病院 脳神経外科では、三叉神経痛・片側顔面けいれん・舌咽神経痛専門外来を開設しています。
初診時に検査を行いますので、完全予約制とさせていただきます。
当日受診は出来かねます。
お電話、もしくは来院時に地域医療連携室までお問い合わせください。
受付時間:平日8:45~18:00 (木曜のみ8:45~17:30)
診察日は火・水・木(午後)です。
※通常外来と同日になっておりますので、ご依頼の際は専門外来希望とお伝えください。
また、普段かかっている医療機関がある場合は、治療歴も参考となりますので、紹介状をお持ち下さい。
それぞれ各症状の詳細はリンク先でご確認ください。
三叉神経痛は、顔面の痛みであり生命にかかわるものではないので、医療者も患者周囲の人も軽く見る傾向にあります。しかし患者様本人にとっては耐え難い苦痛です。
したがって適切な診断と、それをもとにして患者様自身が自分の希望に沿った治療を選択できるように、内科的治療と外科的治療の両者について客観的で詳細な説明を行うことが求められます。
済生会和歌山病院脳外科では、三叉神経痛を疑う症例について医科・歯科問わず紹介をお受けする専門外来を開設しています。まずは鑑別診断を行い、治療について詳しく説明を行います。その上で患者さんご本人が納得して選択した治療を行います。
三叉神経痛は、神経血管圧迫症候群と総称される疾患の一つで、頭蓋内で三叉神経が脳血管に圧迫されていることが原因(図1)で起こる症候群です。脳外科では機能的脳神経疾患(脳外科手術で治療可能な疾患)に分類されています。
三叉神経痛は顔面や口腔の一部に瞬間的な激痛が繰り返し起こります。顔や口腔の特定の部位に触れると痛みが誘発されるのが特徴です。三叉神経痛では飲食・会話・洗面・歯磨きなどで激痛が誘発されるので、日常生活が著しく制限されます。通常自然治癒は期待できません。
昭和63年 和歌山県立医科大学卒
和歌山県立医科大学医学部臨床教授
医学博士
機能的脳神経外科(パーキンソン病、本態性振戦、ジストニア、難治性疼痛など)
三叉神経痛・片側顔面けいれんの治療、認知症、など
日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本定位・機能神経外科学会技術認定医
日本認知症学会専門医・指導医